床板を貼りはじめました。
淡いピンク色でとてもきれいです。
私の事務所の床に貼ってあるのを見られて、
気に入っていただいたので同じものを貼りました。
事務所の床はすっかり飴色になっています。
家族で過ごす年月とともに変化して良い味が出てきます。
もう少し綺麗な状態で写真を撮りたかったのですが、
床板は貼ったらすぐにカバーしてしまうので、
工事中にこんな風に広い面積見られるのは貴重なんです(汗)。
さて、本日は定例で東郷町の現場へ。
この家はシンプルな切妻の外観なのですが、
内部を歩くといろんな場面が展開されます。
まだ構造の状態なのですがイメージ通りいっていると感じます。
小さいお子さん2人のいる4人家族のための住まいです。
家族が一緒にいる時間、
それぞれが好きなことをする時間、
家族4人がそれぞれ、家の中のどこで過ごして
それぞれの関係がどうあるのが良いのか。
ということを考えて設計しました。
この家には子供部屋という個室がありません。
何となく全体がつながっています。
だから子供たちが小さいうちは安心してのびのび遊べます。
勉強するスペースは、それなりに独立性は保たれています。
(場合によっては個室化出来るようにもしてあります)
だから子供たちが大きくなっても、
親からの独立性を保って使える空間となっています。
家族の生活を想像しながら工事中の家の中を歩いていました。
一昨日から木構造の施工図チェックに追われています。
開口の大きさ、高さ手摺の取付方法等細かいところを見出すと
改善点が次々と見えてきます。
途中、どうしても気になることがあるので現場へ。
打ち放しの型枠はずしに立ち会いました。
施主さんと一緒に型枠を叩いた部分は綺麗に仕上がっていました。
一安心。
再び事務所に戻りチェックの続き。
最終締切までしっかり確認しました。
コンクリート打ち放しの場合、コンクリート打設はとても緊張します。
気になる箇所は私も型枠を叩きます。
今日は緑区の現場でコンクリート打設でした。
今回は施主さんも仕事をお休みして参加しました。
打設中ずっと木づちを振り続けます。
最後は握力がほとんどなくなってしまいます。
運動不足の体は今日もフラフラになりました。
施主さんもこの重労働にビックリでした。
やることはやりました。
あとは型枠外し時の良い結果を待つのみです。
帰ってきてスケッチをしようと鉛筆を持つと、
手が震えてミミズのような線しか描けません。
昔はこんなことなかったんだけどなぁ。
もうそろそろこの作業は限界ですか。
現在工事中の住宅でのことです。
監督の林くんが、コンクリート(型枠)のサンプルを作ってくれた。
私は似たようなことを以前もやったことがあるし、コストのこともあるのでサンプルは依頼しなかったのですが。
特殊なことにチャレンジしているので、彼も不安だったのか。
林君は自主的に色々なパターンサンプルを作ってくれた。
おかげで、より確信を持って選択が出来ました。
自分は一生懸命設計しているつもりだけど、造る側の監督さんや職人さんがそれに応えてくれるのは本当にありがたいことです。
感謝です。