大辞林によると「バイリンガル」とは「状況に応じて二つの言語を自由に使う能力をもつこと。また、その人。」とのことです。
僕は愛知県と岐阜県の仕事が多くてそれぞれの方言で話しています。ネイティブの三河弁と現場の多い岐阜弁には自信(?)があります。そういう意味では立派なバイリンガルです。
現場では土地にあった言葉で話すことによって現場の雰囲気が和むような気がするのです。
岐阜の現場にいるときは「~やて」とか「~やりゃぁ」とか言っています。岡崎・豊田の現場に行けば「~だらぁ」とか「~やりん」とかいう言葉になります。頭の中で意識して使い分けているわけではないのですが現場の職人さんや監督さんの話す言葉に自然に合わせているのです。これってちょっとしたバイリンガルだと思いません?
方言って意識しなくても話す相手によってすっごく強く出ますよね。僕が祖父と電話で話しているのを隣で聞いてた大学時代の友人に「すっごい三河弁だなぁっ」て言われたのを思い出します。
でも、時々ゴッチャになって変な言葉になることもあります。1日で岐阜の現場と愛知県の現場をはしごすると前居た現場の言葉が残ってしまいます。これってホントのバイリンガルの方はどうなんでしょうか?日本語と英語の区別がつかなくなることってあるんでしょうか?