8000÷400

小学校4年生の姪の宿題を見ていました。

筆算(ひっさん)を使わずに解く問題。

8000÷400

これは姪もすぐに答えを書いていました。20です。

4900÷140

この問題は、頭を悩ませていました。

私も2問目は暗算では答えを出せません。

4900÷140=490÷14=70÷2

こうすれば35という答えが見えてきます。

最初の問題は暗算で解けてしまいますが、きっと頭の中で

8000÷400=80÷4=20

というような考え方をしているのだと思われます。

どちらの問題もひとつひとつの計算は簡単です。

肝心なのは手を動かして、一つずつ積み重ねていけるかどうかではないでしょうか。

もちろんこの問題を見て直感で解ける能力のある方もいらっしゃると思います。

でも、私にはできません。できるのは簡単なことだけです。

問題が複雑になればなるほど、この積み重ねは大切なのではないでしょうか。

これを見ていて、設計も同じようなものだと思いました。

条件を整理して、一つずつ簡単な事(誰が見ても納得できること)を積み重ねていきます。根拠のない飛躍のある考えは極力少なくします。

そうすることで複雑な条件を満たす設計ができるんだと思うのです。

私にとって大切なのはとにかくコツコツと手を動かすことです。