カテゴリー別アーカイブ: 食・レシピ

こみつ

”こみつ”というリンゴをご存じでしょうか。

青森県で20年ほど前から栽培されていたそうですが、小粒で品質が安定しないとかで一般市場では評価されず、年々栽培農家が減少して2軒ほどの農家が細々と栽培を続けていたそうです。

ある方からこの”こみつ”を頂き、初めてその存在を知りました。

外見は少し小粒で、普通のリンゴとそれほど変わりはありません。

このリンゴを輪切りにして、蜜の面積に驚きました。7割ぐらいの面積が蜜になっています。

芯も小さく、輪切りにしたものを芯を取らずにいただきました。

味はもちろんとても美味しいです。

決して派手な味ではないのですが、甘味と酸味のバランスが良く実にリンゴらしい味という感じでしょうか。

貴重なものをいただきました。

イクラ

 今年もやってきました、食欲の秋。やっぱり旬のサンマは旨いですね。この時期、魚売り場が気になって仕方がないのです。サンマや鮭、戻りガツオの刺身なんていうのもいいですね。中でも一番のお目当てはスジコ。自分で味付けして作るイクラが最高なんです(手前味噌ですみません)。スジコをほぐして秘伝のタレにつけ込むんです。2~3時間ほど漬け込むとマイ・イクラの完成です。ご飯にのせて食べると言葉も出ません。

 秘伝のタレのレシピはご希望の方のみにお教えします。(くれぐれも聞いてからがっかりして怒らぬよう!)

みそ

 我が家では1年ぐらい前から母の手作り味噌を使っています。まさに手前味噌なんですが、これが旨いんです。我が家ではそれ以前から、味噌にこだわりがあって、スーパーに並んでいるいろんな味噌を買ってきては試していたんです。その当時出した結論はやはり「高級な(=高価)味噌ほど旨い」。ある意味当たり前の結論でした。

でも、母の味噌はスーパーのどの味噌よりも旨いんです。原料の大豆は母が育てた物です。コウジはお米やさんで買ってきた物です。母はそれまでに味噌をいつも作っていたわけではなく、何気なく作り始めたんです。それなのに味噌ばかり作っているメーカー物のどれよりもおいしいというのはどういうことなんでしょうか?価格の安い味噌ならば添加物が味を悪くしていることも考えられます。高価な味噌は材料にもこだわっているはずだし、どういうことなんだだろうか?いまだに結論が出ないんです。昔から食べているわけではないのでお袋の味というわけでもないのに・・・。

どなたか意見を下さい。ちなみに上記はすべて赤味噌です。

ロール白菜

 料理のお話。少し前のことですが、実家でもらってきた大量の白菜の消費方法に困りました。漬け物にしたり鍋をしたり、餃子に八宝菜・・・。もう手が尽きたかと思っていました。でもまだありました。ロール白菜!!。ロールキャベツの白菜版です。

 簡単なレシピを。

巻きやすいように白菜の茎の部分を薄く削ぎます。削いだ部分はでみじん切りにして、挽肉、タマネギ等と混ぜ合わせ、つなぎに卵、片栗粉を入れて塩こしょうをして団子にします。この具を白菜で包みます(ロールキャベツのキャベツが白菜になったようなモノです)。これをかつをのだし汁で煮込みます。最後に塩・しょうゆで味付けして、水溶き片栗粉でとろみをつけたらできあがりです。

これが旨かった。スープが絶品なんです。あっさりしているのでお年寄りにも大丈夫だと思います。一度おためし下さい。

 手を尽くしたかと思ったところに出てきた料理がこんなに旨いとは分からないものです。最後まであきらめないでトライする事が大切です。人間追いつめられると思わぬ力を発揮します。

カニ

 今日ヤマダさんにカニをいただきました。しかも活きた「越前がに」。夢にまで見た黄色いタグ(=越前港で揚がったカニに付くブランドの証です)がしっかりついてました。僕にとっては、超高級品です。これをカニコロにするのはもったいない。NHKの「ためしてガッテン」のカニ特集で(またTVネタですみません)茹でガニが一番おいしいっていってました。だから茹でガニにしていただきました。滅茶苦茶おいしいです。みそなんか滅茶苦茶つまってるんですよ。しかも甘い。これ食べたら瓶詰めのカニみそなんて食べられません。また一つ本物を知ってしまった。ヤマダさん、ごちそうさまでした。

カニコロ

 私、実は料理好きなんです。蟹が安く売っていたので、料理本を見ながらカニクリームコロッケを作ってみました。洋食屋さんで食べると何でこんな少しなのにこんなに高いんだと思っていました。「松丈(マツジョウ:豊田市にあるコロッケ屋=おいしいです)のチキンコロッケなんて1個80円だぞ!!」って思ってました。作ってみて理由が分かりました。手間がかかる。面倒です。何度にも分けて牛乳加えたり、冷蔵庫で寝かせたり。あのおいしさを出すには手間がかかっているんですね。でも少しがっかりだったのがカニコロのあのクリームの正体が小麦粉だった事です。