「こだわり」のコーヒーと建築

 先日完成したばかりのテーブルでこだわりのコーヒーを飲む。これぞ至福の時です。

 嫌煙家である僕は、休憩の時や設計で納まりを考えるときにはいつもコーヒーを飲みます。コーヒーを飲むと頭がスッキリして良い発想が出きるような気がします。そんな僕はコーヒー豆にはこだわっています。自家焙煎の店「七福」のコーヒー豆でないと落ち着きません。以前はいわゆる大手メーカーの豆を使っていました。おなじコーヒー豆でもそれらはまさに「似て非なるモノ」です。「七福」のコーヒー豆は決して安価ではないのですが、お金を出すに値する深みがあります。マスターの人柄も表れているんじゃないかと思います。また、聞けばマスターはコーヒーについてすごく勉強しているそうです。

 建築も同じなんだと思います。設計者が普段いかに勉強して、より豊かな空間を創造出来るかが大事なことだなんだと思います。そしてその空間には何よりも設計者の人柄が表れているんだと思います。その結果出来る空間は大手メーカーの造るモノとは違う深みを持っているんだと思います。

僕も建築が大好きです。だからより深みのある空間を皆さんにご提案出来るように、常日頃勉強しています。そして何よりも深みのある人間になれるよう心掛なければ・・・。

僕の設計する建築に対してお施主さんが「こだわり」を持っていただけると最高ですね。