desk&chair for kids (new product)

こども用のいすと机をつくりました。
オークの無垢材でカドは丁寧に丸めてあって、やさしい手触りです。
大きくなっても使えるようにしてあります。
Desk1
机の下にはお道具箱が入ります。
Desk2
Data
材料:オーク無垢
仕上:自然ワックス塗り
年齢:3歳頃~

自然であること

ここで書く「自然」とは”nature”のことではなく辞書から引用すると
”作為の伴わないさま”
という意味です。
とある演劇で、ある子役の演技の自然さに感心しました。
それでいてしっかりとした存在感や感動を覚えるものでした。
見ていてまったく違和感を感じません。その演技に引き込まれ、感動しました。
逆に必要以上に誇張した演技は全体を台無しにします。
それを見ていて、建築に置き換えて考えていました。
私がいつも心がけていることは、その「自然」に見えることなのだと。
違和感を持たない、自然な空間。それがあってこそ感動できると考えています。
「自然」であることを意識したコンセプトやプラン。
「自然」に見えるために形やディテール。
ものをつくるというのは主観的な作業で作為的になりがちですが、常にに客観的な目でそれを検証します。
そのために何度もその場面のスケッチをします。
その上でディテールを図面化します。
形がものを言いだしてしまうと、それが気になりだして心が動きません。
光がものを言いだしてしまうと、そればかり気になります。
   (誤解しないでください建築にとってそれらは重要です)
その空間に身を置いた時、「自然」で、目ざわりなものがないことが大切な要素の1つだと思います。
それでいて、じわーっと何かを感じる空間。
私が見て心ひかれた建物たちはそんな要素を持っていたと思います。

基本設計

ご近所で設計中の物件があり、一度、基本設計が固まりかけていました。

でも、自分の中でどーしても気になる部分に気付き、もう一度考えさせてもらっています。

もちろん消費税UPに関しても問題ないと考慮の上です。

しかし、どうにも悩ましくて悶々とする日々が続いていました。

今、一筋の光が見えてきました。

どーかこの光が大きくなってくれますように。

(「こんな日記書いてないで・・・」と聞えてきそうです)

木工作家デビュー

先日竣工した東郷町の家に伺いました。

奥様の仕事用の机をつくるのをお手伝いするために。

大工さんに切っておいてもらった無垢の板材に

ビスの位置を書いていきます。

穴を開けて行きます。

ビス止めしていきます。

ビスが見えないように栓をして、

サンドペーパーをかけて、

出来上がり。

時間にして3時間ほどでしょうか。

長さ2.4mもある無垢材のテーブルです。

簡単な工具を用意すれば綺麗な無垢のテーブルも簡単に作れます。

これで木工に興味を持って、今後もいろんなものを作っていかれることでしょう。

次は木の塀に挑戦されます。